交通違反と点数

交通違反と点数についてみてみようか

累積取り消しになっても取り消しにならないケースとは


交通違反の点数制度では、行政処分の基準となる点数に達した場合は免許の停止や取り消しの行政処分が課せられます。ただし、必ずしも行政処分が課せられるわけではなく、中には累積取り消しに相当する状況になった場合であっても取り消しにならないケースがあります。それは「意見の聴取の結果、処分を軽減すべきと判断された場合」です。
道路交通法では、90日以上の免許停止処分もしくは免許取消処分を与える前には、処分の対象者から「意見の聴取」を行うことが規定されています。意見の聴取は警察署や運転免許試験場などで行われます。聴取では聴聞官から違反内容に関する事実確認や、違反に至った状況や経緯について質問を受けますが、ひと通り質問が終わった後に自らの意見を述べる機会が与えられることになっています。意見を述べる際には、上申書や嘆願書、示談書、自筆の反省文など、処分において自身が有利となる証拠があれば提出することが可能です。また、意見の聴取には付添人を同席させることができ、自身の代わりに付添人に弁明させることもできます。
意見の聴取の結果は、その日のうちに渡される処分書に記載されます。ここで、免許取消処分の対象者へ渡された処分書に免許停止処分と日数が記載されていたのであれば、免許取消処分対象者は処分の軽減が認められたことになります。


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